ホテルサービスとして決定的な問題だと思うが、2日目にキーカードの磁気の不具合で、同行した友人が部屋に入れない、という事態が生じた。しかもその時は週末（金曜）の夕方、フロントのスタッフが不在で、「困ったときにはここへ電話してください」という内容の文章がドイツ語で書かれた紙が一枚置いてあるだけだった。これでドイツ語圏以外の外国人への対応と言えるのだろうか。 　ともかく冷静に対応して解決を図ろうと、近くのホテルへ応援を頼み（一部屋空きがあれば確保しておく）、そこからドイツ語で指定の番号へ電話をかけて、予備のキーカードを出す方法を聞いたが、これはうまくいかず、丁度帰って来た別の客の携帯電話で事情を説明してもらい、別のコード番号でやっと有効なキーカードを入手できた。この事件で、全体の評価は30点とする。スタッフの責任と言うより、経営上の問題であるのは確実だ。 　ついでながら、磁気カードの問題は前日私のカードでも起こっていた。この時は昼間だったので、フロントでつくりなおしてもらった。つまり、繰り返し起こる事態だと言うことである。